長年グロス派で、口紅なんてもう10年近く買っていませんでした。
メイクを真剣に始めたのが90年代に入ってからですが、
もっと前の
「太眉・真っ赤リップ・チークなし」の人達を見てきた反動なのか、
口元にきちんと色を乗せるメイクがずっと苦手でした。
グロスだけでリップメイクを終えるやり方を、つい最近までやっていました。
いい年して唇偏差値、最低です。
自己流リップを見直そうと思うきっかけとなったのが、
友人のお化粧直しを見てから。
彼女は白肌によく似合う明るいピンクの口紅を塗り、
その上に同色のグロスを重ねていました。
ごく普通のことですが、私の場合は飲んだり食べたりした後に、
朝つけたグロスを乱暴にぐりんと塗るだけ。
選ぶのはあまり色のつかないパールベージュばかり。
だからいつも口元全体がテラテラ、ギラギラ。
おととしあたりからデパートコスメも選ぶようになり、
カウンターで人様にメイクをしていただくという経験をするようになってから、
リップメイクにだけいつも違和感を感じていました。
BAさんは、色を乗せる前にはリップケア用のクリームを塗り、
輪郭をペンシルで描き、ブラシを使って口紅を塗り、
仕上げにグロスを控えめに乗せる、を毎回やってくださるのです。
初めは「ちょっとやりすぎかな」と思っていたのですが、
何よりきちんと見えるし色の持ちはグロスのみとは全然違います。
手間をかけた甲斐があるんです。
口紅とリップライナーの重要性(大げさ)が理解出来るようになってからは、
淡色でもきちんと仕上げようと努力してます(でもラーメン食べたらだめだ
2009秋のコレクションから、
ルージュ アリュール #78 アンスタンクティヴ、を1本だけ選んでみました。
落ちついたピンクを含むオレンジです。写真ではかなり赤く写ってますが、
スティックはベージュピンクに見えます。
リップライナーには限定色の
ル クレイヨン レーヴル #35 プラリン ドーを。
人生初のリップライナーとなったプラリンドー。
使うのにやっと慣れてきました。ペンシル削るのも楽しいです。
そして・・・。
長時間メイク直しが出来そうもない時のために、
最初にリップライナーで唇を塗りつぶしておくという技を覚えました(常識?)
お盆に久々に会った姉達としゃべり倒した後、口紅が最後まで残っていたのは私だけでした。
やれば出来るじゃないか・・・(ノД`)
レーヴル サンティヤント #136 アルルカン(ベージュ)
#138 クルティザンヌ(ピンク)
アルルカンはとーっても綺麗なベージュです。
同じベージュ系の
#121 ベージュギタールを持っているのにまたベージュ・・・(でもこちらはピンクが入っているんですよ
#138 クルティザンヌは発色の良いメタリックなピンク。
実はサンティヤントには口紅なしでも十分に色が乗る物が多いです。
クルティザンヌによく合いそうな
ルージュアリュール #74 コメディアを見送ってしまったので、コレ用のリップライナーを追加しました。
ル クレイヨン レーヴル #25 ピンクシュガー
ピンク系リップが多いので活躍してくれそうです。
でも、毎回毎回、唇の皮向けを繰り返してる私、
図々しくリップメイクを語る前にケアの方をなんとかしようと思います。